ひきこもり女は家族との関係を良好にしよう!4つのポイント
2015/12/05
ひきこもり女のみとんです!
ひきこもりやニートと呼ばれる人は、内閣府のデータによると70万人。
予備群をあわせると155万人にもなるとのデータが発表されました。
その内訳をみると、女性よりも男性の割合が高くなっています。
しかし、じつはこれ女性の隠れひきこもりデータが反映されていないんです。
女性は家事手伝いや花嫁修業という名目で、ひきこもりではないとデータ上には浮かびあがらない人がかなりの数います。
でもじっさいはひきこもっていて、どうしようもできないと途方に暮れているひきこもり女性はかなりの人数いるようです。
わたしも含めてね!
そこで、これからそんなひきこもり女性が将来をどのように考えていけばいいのか。
親や家族とどのように関わっていけばいいのかを、わたしの体験を踏まえながらまとめます。
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親との関係性
幸い、日本では女性は必ず仕事をしなくてもいいという風潮がまだ残っています。
とくに50代以上の上の世代は、一度も就職したことなく結婚した専業主婦の文化が根強く、ひきこもり女を受け入れやすい風潮であると思います。
じっさいには家庭により状況は違いますが、親に自分がひきこもりであり、易々と外に出て働くことは難しいということを理解してもらいましょう。
親は少し内気なほうだけれど、少ししたら外に出てくるだろう・・・と気楽に考えている場合が多いです。
親ものんき、子供も将来のことを考えることを放棄していたら、後々歳をとるごとに状況は悪化していきます。
親、家族との関係を良好に
まず、今のままひきこもり続けたいと思っているなら、親や兄弟との関係は良好にしておきましょう。
ひきこもりは部屋の中にこもって、家族とも顔をあわせないという人も多いようです。
しかしこれでは、親はいずれ子供が事件を起こすのではないか・・・将来どうしようと思っているのかなど、不安を感じてしまいます。
その不安から、なんとか子供を立ち直らせようとあの手この手を使ってきます。
今すぐでなくとも、5年後10年後は確実に追い出そうとしたり、フリースクールに入れようなどしてくるはずです。
それを阻止するために、家族とは毎日顔をあわせて、一緒に食事をとるようにしましょう。
それが難しい状況の場合は、少しずつ自分から家族に歩み寄っていく努力が必要です。
自分の気持ちを分かってもらう
ひきこもりと家族には、圧倒的にコミュニケーション時間が不足していると感じます。
元をたどってみれば、幼少期から親からの愛情不足をかんじており、構ってもらえなかった寂しさからが、ひきこもりになった一つの原因となっている。
という要因も大きいですが、今はそのことは別で考えましょう。
大切なのは今であり、今くよくよしても、どうしても過去は変えられません。
今の自分の気持ちをわかってもらうべく、家族ともっと話し合いを重ねましょう。
毎日ささいなテレビの話でもいいですし、心の中にずっとひっかかっている重い話題なら、何日にわけて話してもいいです。
とにかく、親はひきこもりになってしまった子供の気持ちが分からないと感じています。
・自分はなぜひきこもにりになったのか
・これから先のことをどう考えているのか
・働くことは絶対に不可能なのか
・家族に何をしてほしいと思っているか
このようなことを話し合ってみて、理解してもらうようにしてみましょう。
離れてしまったと思っている子供の気持ちが具体的に分かれば、家族も不要な不安感は消え、家族仲が今よりは良好になります。
家族にしてほしいことがはっきりしているなら、自立のための援助もしてくれるはずです。
家事を引き受ける
効果てきめんな方法ですが、ひきこもりは家事は100%したほうがいいです。
100%でなくとも、できる限りの家事はやるべきです。時間はあるわけだしね。
料理、せんたく、掃除、ペットのお世話、庭の手入れ、ゴミだし、お茶くみなど、やれることはたくさんあります。
両親が共働き世帯の場合は、かなり喜ばれるはずです。
両親がひきこもりに納得していないとしても、「まあ家事はしているからな」と、少し譲歩してくれるようになります。
ひきこもりは部屋にずっとこもって何もしないことが問題なのであり、家族のために尽くしたり、生産性のあることをすれば角は立ちません。
わたしも家事はほとんど引き受けていますが、家の中での居づらさがかなり軽減されました。
ひきこもっているときに仕事があるというのは精神面でもいいことですし、家事をしなければならないため生活リズムもまともになります。
とくに女性の場合、本当に花嫁修業になって料理の腕は確実にアップするので、すぐにでも始めたいですね。
将来やお金の面の話をする
ひきこもりのほとんどは、家の中で過ごすために収入を得ることができません。
そのため将来どのようにして生活していくかはしっかり考える必要があります。
仕事をする気はあるか?
結婚する気はあるのか?
親は子供に残すまでの遺産があるのか?
の3点が焦点になっていくと思います。
親が、自分たちがいなくなっても、子供一人ぶんくらい老後までまかなえる金銭的余裕があるならベストです。
その場合、ひきこもりは親が国民年金を払っていたら、65歳から月々6万円が年金として受け取れます。
そこに家賃がいらない持ち家と、プラス4万円で、合計10万円ほど月々生活費があればいけるのではないかと思います。
それで65歳から女性の平均寿命である85歳まで、20年間一人で生活するとなると、960万が必要となります。
じっさいにはもっと長生きすることや、月々10万円というのは最低限の生活費なので、それ以上のお金があるほうが望ましいです。
親や兄弟が理解してくれて、1000万くらいは遺産で残してあげるというなら、老後もなんとかやっていけそうです。
ただ現実は、そんな家にひきこもっているだけで幽霊みたいに暮らすなんて、女の子といえども許さない!という親が多いと思います。
金銭的に人一人を養うほどの余裕がないお家も多いですからね。
その場合は、やはりバイトでもネットでもいいですから、自分なりにお金を稼ぐ術をみにつける。
あるいは、女性の場合は結婚するという選択肢があります。
最近は、専業主婦ではなく共働きを希望している男性の方が多いです。
しかし、30代後半ほどになれば、専業主婦OKという男性は多いです。
そこの需要を狙って、ほんとうに外に出ることができないというなら、早めの婚活で旦那さんを見つけたほうがいいですね。
スポンサーリンク自分が健康的であることをアピールする
親は子供が楽しくなさそうに、不健康で辛い状態にいることを心配します。
どんな状況であっても、子供には笑っていてほしいと願うのが親です。
ひきこもりの多くは、1日中部屋でパソコンをしたり眠ったりと、自堕落な生活をおくっています。
そんな世捨て人のような姿をみたら、それはどうにかしてあげなければならないと、親なら焦りますよね。
そうではなく、自分はひきこもりたいからひきこもっているんだ。
それが幸せで、生きていることが楽しくやりがいを感じているんだという姿を見せれば、親もいくぶんか安心してくれます。
外をジョキングしてみたり、家族のための買い出しに出かけたり。
友達やご近所さんと交流をもったり。
家でできる内職や副業をしてみたり。
そんなふうに、家にこもってはいるけど幸せで充実しているようにすればいいんです。
わたしの好きな漫画で、くらげバンチの「働かないふたり」というWEB漫画があります。
兄と妹が兄弟そろってひきこもりなんですが、その状態に苦悩しているでもなく、家族仲もよくほのぼのした日常漫画です。
じっさいにこのようなひきこもり家庭は稀ですが、このような雰囲気を目指してみてもいいんじゃないかなと思います。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】働かないふたり(1) [ 吉田覚 ] |
WEB漫画なので、すべてではないですが無料で読めます。
ふたりの一貫して「働きたくない!」というところに共感します。
ひきこもりと家族との関係まとめ
ひきこもりだと、家族との関係ってとっても重要です。
そこが良好であるかないかで、生活から将来まで、大きく変化されることになります。
それでも、ほとんどの場合はコミュニケーションをじゅうぶんに取ることで、ほとんどの問題は解決される。
あるいは、糸口は見つかるのではないかと思います。
自分の気持ちを整理して、家族と向き合う努力をすることが、ひきこもりとして大切な一歩です。
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